不景気とIT投資の関係性について

不景気になったら、
真っ先に槍玉に挙げられるのがIT投資、
開発案件なんて無いから、
ひたすら運用の仕事で食いつなぐ・・・
と、というのが最近までの状態だったんですが、
近頃、そうとは言えない状況になってきてるのですよ。
やたら親会社からのシステムの追加開発案件が流れてくる。


親会社の人間に話を聞いてみると、
どうやら、システム追加開発する事により、
現状の業務作業を更に効率化して、
片っ端から、派遣社員契約社員を切っていく想定だそうです。
派遣会社に金渡すくらいなら、
グループ企業である、子会社の私達に渡した方が、
どう考えても正解だろう、と笑いながら話してました。


食っていく為には仕方ない事ですし、
私達も開発案件が貰えるんなら、
非常にありがたいのですが、
怖い世の中です・・・。


学生さんが面接で、
「ITは人の役に立てる仕事なので〜」
と、よく話してますが、
少なくとも、私達のような業務システム会社には、
「ITは経営層の方々の役に立てる仕事なので〜」
と話すべきですね。
作業の効率化は、世の中の為にあらず。
役に立ちたいのなら、電車とかガスみたいな
インフラ系ITに行ってください。
あれは、間違いなく人の役に立ってますよ。
内情は知らんですが。